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人生の道しるべ

人生の道しるべ

宮本輝と吉本ばななの対談エッセイ。
テンポのいい対話形式で書かれていて
どんどん引き込まれ
あっという間に読み終えます。
といっても
内容は作家、人生、家族、死生観、
と多彩に、また含蓄深く展開されます。



人間一人一人の命を万年筆のなかのインクに譬えていました。
命が尽き、臨終を迎えたとき、このインクの一滴という
あなたの命は、海にぽとんと落ちると。
落ちた瞬間はまだインクは青い。
でも、たちまち広がって、
もうインクの色などなくなる。
しかしインクは消滅したのではないよね。
そのインクは、海水に溶けた状態で
厳然と存在しているのだ、というのです。
海そのものになることが、死なのだと。



好不調はつねに繰り返しつづけるし、
浮き沈みはつきものだが、
自分のやるべきことを放棄しなければ、
思いもよらなかった大きな褒美が突然やって来る。



素敵な言葉が詰まった一冊です。



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